なんだよ、気がつけば来週はクリスマスじゃないか。全然雰囲気が無い。
うん、毎年なんだけど雰囲気がない。このことに気がついたのはいつ頃だろうか....
あまりよく覚えてはいないが感覚的に35歳を超えた頃からだと思う。
俺の中のリトルAchillesがそう言っているから間違いないだろう。
僕が小学生の頃はクリスマスになれば、周りの家はイルミネーションで彩られキラキラしていて雰囲気全開だったし、正月には玄関先には門松や注連縄が装飾してあり、道を走るトラックは注連縄と初荷の幕掲げて新年早々物流を支えていた。
この頃は、年末になるとワクワクしていたのを思い出す。何かいつもと違う雰囲気に気持ちが高揚していた。その胸の高揚は20代中まで持っていたかな。
冒頭でも話したが、今ではホント雰囲気0だ。コロナが続いて街中が「そんな事をしている場合ではない」となったこともあるが、周りの我々大人達の感心が薄くなってきているのが要因なのではないか...と、僕は感じる。
SNSの時代になり、イベント事もわざわざリアルでするのではなく「SNSで済ませる」ことが多くなっている。
「メリークリスマス!!」・「あけましておめでとう!!」・「ハッピーバースデー!!」
8割方SNSで完結している。
「簡素化」・「スピード処理社会」となっている世の中だからSNS対応になる意味もわかりはする。
だけど、年賀状などは手書きで作成することで、相手の思いや温もりを感じ取ることができる良いところがある。
年末年始はそういったところを感じながらゆっくり・まったり過ごしたいと思った。
残すところ今年もあと「19日」ボチボチ身の回りの掃除をしながら良い年末を迎えられるように準備をしようと思う。そして、こたつ(電気代が高いから今年も出番はないだろうけど)で暖まりながら年末番組を観て、お酒をたしなみながら温々過ごそうと思う、
雰囲気を味わうために。